次です。三献の儀が終わって指輪交換儀です。
ここも外せないシーンのひとつです。
交換の順番は新郎から新婦へ、新婦から新郎へでしたね。
向い合って指輪の交換をします。
まず、新婦側にポジションを取っていたなら新郎側に移ったほうがいいです。うろちょろするなと言われる可能性があれば、そのままで。
なぜかと言うと、新婦の表情を撮る為です。
どんな想いで新郎から指輪を受けるのだろう?
何を思って新郎に指輪をはめるのだろう?
こういった感情は、結構表情に出ます。
指輪を受けるとき、嬉しそうにニコニコしている方。ずっと新郎の顔を見ている方。指輪がなかなか入らず笑ってしまう方、おもわず涙を流してしまう方・・・
と、いろいろ見てきました。
よく指輪をはめる手のアップだけ撮って終わってしまうビデオもありますが、是非ここは新婦の表情がわかるように撮ってほしいです。
指輪をはめる所と、新婦の顔が入るように画角を決めます。
絶対に指輪が見えるように撮らなければと言う事はありません。指輪交換していると分かればいいと思います。
もっと新婦の顔をアップでとらえたいと思ったら、そこからゆっくり顔にプームアップしていけばいいです。
指輪の交換をしている状況を最初に見せておいて、そこからアップするには一向に構いません。と、いうか失敗する確率が減ります。
こうでなければならないと、勘違いしないで下さいね。
逆もありますよ。
状況をあとで見せる方法です。
テレビなんか見てると、こっちのほうが多いです。
機会があれば、旅をテーマにした番組を注意して見てください。
最初にアップでとらえてズームダウンして状況を見せてます。
「なにこれ?」
って、最初に興味を抱かせます。
でズームダウンして状況を見せ、「ほぉ~、こうなってるのか!」と思わせる方法です。
これを素人の方が、この指輪交換の時にやると失敗する確率が高くなってしまうんです。
被写体は常に動いています。
新婦の表情をアップで撮って、引いてきたら、もう終わってた!
って、事にもなります。(笑)
新婦から新郎へ指輪を交換する時はそのままでま構いませんが、今度は手のアップからズームアウトして行けばメリハリある映像にになります。
手から入るときは、新婦が左手を添えますから、今しがた新郎から送られた指輪が映ると思います。
これでいいのです。
まとめます!
■新婦の表情を撮る
■シーンの状況を見せてからアップする(この場合は)
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