玉串を神に供える儀式です。
玉串拝礼とは、祈祷をする時に神に榊(玉串)を捧げる儀式をいいます。
玉串拝礼の動画がありましたので、まずみて下さい。
これを二人でやります。まず、新郎新婦が斉主から玉串を渡され神前に進みます。
右回しで玉串の向きを変えて神に供えます。
その後一歩下がって二礼二拍手一礼で新郎新婦が向き合うようにして席につきます。媒酌人がいれば次に続き、そのあと両家の親族代表が供えます。
この儀式で、ポイントとなるところはどこでしょう?
そうです、玉串ですね。
では、玉串を主体に撮りましょう。
まず、どんな画角から入りますか?
新郎新婦が玉串を回転する所から入ればいいですね。アップでいいですよ。
新郎(新婦)が玉串を回転するアップから入ります。ポジションは、新郎側の真横からで構いません。
神に玉串を供える所までカメラを追って、供え終ったらズームダウンして二人を入れます。
そのままの状態で、新郎新婦の二礼二拍手一礼が撮れるはずです。
新郎がかぶって新婦は映らないかもしれませんが、この場合かまいません。
くれぐれも画角に注意してくださいね。
目先は空けるんでしたよね。
新郎が画面の真中に映るよりも、極端に言えば、左端ぎりぎりの所にきている方が見ていて安定感があります。
終わると、二人が向い合う形で回りこんで席に戻ります。
カメラはその二人を追って席に戻った所でスイッチOFF。
末席にダッシュ!(本当にダッシュしないでね)
速やかに移動です。
えっ、移動??
はい、今度はうしろから撮影するのです。今まで前からしか撮っていませんね。しかし、狭い神殿の場合は、くれぐれもムリしないで下さい。そのまま撮りましょう。ビデオは黒子ですから、目立つ行動は控えて下さい。
移動するのは、ビデオを見る側の、中だるみを解消する為です。後ろから広角側で撮ることによって、神殿の雰囲気も分かるし、映像も新鮮なものになります。
新郎新婦が終わると、親族代表者が玉串拝礼をします。両家とも(全員)代表者に合わせて二礼二拍手一礼をします。
その雰囲気を撮影しましょう。
次は、親族固めの杯の儀式ですから、録画スタインバイまで多少時間があります。あわてなくて大丈夫ですよ。
まとめます。
- そのシーンのポイントを見極める。
- ポジションをかえて「中だるみ」を防ぐ。
- ビデオは黒子
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