式もいよいよ終盤に入ります。
親族固めの杯
親族固めの杯では、巫女さんがまず新郎新婦にお神酒を注いでから、親族に注いで回ります。
注ぎおわるまで時間がありますから慌てないで撮影しましょう。
今までは、新郎の斜め前から撮影しました。と言うことは、映像に新婦の親族が少なからず入っていますね。(新婦側にポジションを取った時は逆に新郎側の親族)
新郎側の親族はあまり入っていない筈です。
というか、撮れないです。(親族が座る配列によっては、違ってきます。)
巫女さんが、親族にお神酒を注いでいるところを撮りましょう。
新郎の両親に注いでいる手もとのアップから、徐々にズームダウンして新郎側の親族を入れます。
手もとのアップで、シーンが変わり、「親族固めの杯の儀式」に入ったと言う事がわかります。
この様に、小学生にビデオを見せても分かるくらいで、ちょうど良いのです。
少しの間、その画角にしておきましょう。
時間があるときは、新郎側からゆっくりと新婦側の親族にパンします。
広角にすることによって式場全体が入るようでしたら、それでもOKです。
斉主から発声があって一斉に杯を口にします。
このシーンは、誰かをアップで撮るよりも、親族の儀式ですから広角で撮った方が雰囲気がつかめていいです。
神前式は、これで一通り終わりです。
このあと、親族紹介がある場合は、先に新郎側の紹介ですから一番撮りやすいポジションに移動します。
親族紹介
式は終了しているので、ここからは多少ウロチョロしてもあまり文句は言われません。(多分)
今、新郎の斜め前にいる場合は、新婦側に移動します。
あとは、紹介される人3人くらいづつ入れて撮影すればOKです。
ひとりひとり、アップで捉えるよりも2、3人づつ区切って撮った方が、カメラの動きも少なくて済みますし、なにより見やすい映像になります。
紹介されるときに立ち上がる場合は、立ったときにカメラも動かすのではなく、あらかじめ予想して、カメラの位置を決めておきます。
背の高い人が紹介される場合、立ったとき、頭カケにならないように注意してくださいね。
背が高そうだな、と思ったら少し上を空けておけばいいです。立ちあがるたびにカメラも上下したのでは、見ていて疲れる映像になってしまいます。
新郎側が終わったら、ポジションを新郎寄りに移し、同じように撮ります。
すべて終了したら退場して行く様子を撮っておしまいです。
神殿のカット(ブツ撮り)を撮ってない場合は、何カットか撮っておいてください。編集時に使用するかもしれません。
神前式の撮影はこれで終了です。
お疲れ様でした。
コメント