11月は私自信が結婚した月です。
何年になるのだろう???と指折り数えてみたら指が足りなくなってやめました。^^;
もちろん、ビデオは撮っておきました。当時はこの業界に入っていなかったので式場に任せました。今回は、そのビデオについて書いてみたいと思います。
あらためて自分の結婚式のビデオを観て、いろいろな事(気づき)がわかりました。
当時ビデオカメラは、あまり普及していませんでした。ビデオを持ってる人といえば、商売にしている人か、お金持ち?しかいなかったようです。
そんな時代でしたので、ビデオ屋は今とは違って、ひっぱりだこだったそうです。(私の師匠に聞きました)
羨ましい時代でしたね。^^
まず、撮ってくれたビデオ屋さんには申し訳ないですが、あまり感動しませんでした。「記録」に重点を置いて撮ってくれたのでしょう。ノウハウも出回っていなかったと思います。
挙式は・・・カメラ固定、画角もほぼ一定。神主の顔わからず。(神前式です)
まぁ、式はこれでも良いと思います。
受付・・・撮ってませんでした。誰が受付やったのでしょう???
披露宴・・・
客撮りしていないので、どんな人を招待したのか分かりません。これは淋しいですね。当時はどんな人と付合っていたのか?どんな友達がいたのか?今になって知りたいです。
スピーチ・・・長い話しを丁寧にず~っと撮ってくれました。それも、最初から最後までフルショットです。(笑)
表情があまり分かりませんでした。
花束贈呈・・・主役は新婦の両親だと思うのですが、なぜか私たちを撮り続けてくれました。おかげで、カミさんの両親が、どんな思いだったのか想像がつきません。
披露宴が終わって、お見送り・・・5、6人しか撮ってませんでした。結局、誰が来てくれたのか分からずじまいで終わってしまう事になります。
ざっと気がついたところを書いてみましたが、あげればきりがないのでこのくらいにします。
これだけでも、どのように撮れば良いかわかると思います。
今回、私の例で少なくても下記の気づきは得られると思います。
・画角等を変えて(変化をつけて)、観て飽きない映像にする。
・表情をとらえる。
・ゲストは、なるべく全員撮るようにする。
・少なくとも友人からのメッセージは収録する。
・そのシーン毎の主役を考える。
商売では、よく「お客の立場に立って」と言いますが、本当にこの意味分かっている人は、少ないのではないでしょうか?
こうして、自分の事を考えるとみえてくるものがあります。
モノを売る前に、そのモノを買ってみる(使ってみる)。それで、何故それを買ったのか?買ってどうだったのか?不満だと思うならどうすればいいのか?自分ならどうするか?
こういう、視点でとらえてみるのが大切ではないかと思います。
ちなみに、私の友人が撮ってくれたビデオが出てきたので見てみました。
画面がブレて、見続けると気持ち悪くなりますが、その友人の感性でとらえてくれたので、おもしろい映像がたくさんありました。^^
お酒を飲みながら、相手としゃべりながら撮ってるものですからら、自分好みの綺麗な人が画面に入ると、しばらくその人を撮り続ける映像が笑えました。
いろいろと書きましたが、その当時のビデオを見られるだけでもありがたいです。
ホント撮っておいて良かったと思います。(当時は今と比較にならないくらい高額でした)
月日が経つごとに貴重になってきますね。
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