人に頼まれてビデオ撮影する場合、その人の視点で撮る事が前提となります。
意外とわかっているようで、わかっていない人が多いように感じます。
去年の暮れに、幼稚園の発表会を撮影しました。
無事撮り終わって、その晩久々に息子が幼稚園のときの発表会のビデオを観てみました。(何十年も前のものです)
当時、私はビデオ撮影の仕事はしていなかったので、幼稚園に入っている業者さんが撮ったものです。
みてビックリ!っていうか、笑っちゃいました。^^
何がビックリかというと、
息子は、あんまり映っていませんでした。(笑)お遊戯している園児を平均に撮影していないのです。
アップで映っている園児がいるかと思うと、隅のほうにちょっとしか映っていない園児がいたり。
もう、好き勝手に撮ってるって感じです。
「何これ?」これがわたしの正直な気持ちです。
どこの親も「我が子」が少しでも多く映っているビデオが欲しいわけです。
そう期待して買うわけです。
その事を考えたら、園児が平均に映るように撮らなければなりません。一人をアップで撮ったら、他の人もそれぞれアップで撮らなければならないでしょう。
「○○ちゃんが一人でアップで映っていて、なんでうちの子のアップはないの?」と思います。これが普通でないですか?
結婚式の撮影も同じです。
前にも言いましたが、「誰が見るのか?」
まず、そっから始まるわけです。
カッコよく撮ろう!は2の次です。(勿論見た目も大切ですが)
基本を身につけ、しっかり撮りましょう。
良いビデオかどうかは、そのビデオを手にした人が決めるものです。
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