ビデオの情報量とは、なんでしょう?
簡単に言えば、画面にいろいろなものが映っていると言う事でしょうか?(あまりにも簡単過ぎる言い方?)
例えば、
- 新婦しか映っていない画面
- 新郎、新婦が映っている画面
- 新郎、新婦と友達や家族が一緒に映っている画面
この3つの画面で一番情報量が多いのはどれでしょう?
3番ですね。
逆に一番情報量が少ないのが、1番です。
では、この3つの画面を比較した場合いちばん最初に
飽きるのは?
そう、1番ですね。
飽きにくいのが3番です。
1番は、新婦しか映っていないので新婦以外に見るところがありません。
2番は、新婦を見たり、新郎を見たりできます。
3番は、いろいろな人が映っているので、いろんな見方ができます。
周りの人の動きがあれば、たとえ新郎新婦がジッとしていたとしても、あまり飽きる画面にはならないのです。
どうして?
人は「動くもの」に目がいく習性があるからです。
「動き」に対して敏感にできているのです。
動くものは注目しやすいし興味を引きます。
この「動き」を利用すると、飽きのこない画面になります。
教会での撮影や、披露宴での長いスピーチの時ゆっくりとパンするのはこの為なんですね。
撮影していて「飽きそうな画面だなぁ」と思ったら広角にして情報量を多くしてみましょう。
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