最後を最初に

やってみよう!

なんのこっちゃ~?と、思われた方もいるかと思います。

最後のシーンを最初に映し出すと言う事です。

結婚式のビデオを撮影して、編集するときにどのようにしてますか?

いや、結婚式に限らず、例えば、家族旅行のビデオを撮ってきたとします。

さて、編集するとしたら、どんな風にしますか?

大体は、撮影した順序通り(時系列)に編集しますね。

最初のシーンは旅行の準備のシーンかもしれませんし、観光地かもしれません。

それで家に帰って来て

「あ~、楽しかったね、また行こうね!」で、おしまいになるのではないでしょうか?

こんな場合、「あ~、楽しかったね、また行こうね!」を、最初にもって来てしまうんです。

これを結婚式のビデオに置きかえてみましょう。

通常は、BGMに合わせて、式場の外形などから始まりますね。

このシーンの前に、披露宴の最後に新郎新婦からもらったメッセージをもってきます。

最初に新郎の顔がアップで映し出され「いや~、緊張しましたが楽しかったです。ありがとうございました」

続いて新婦。

「感動してしまいました。幸せになりま~す!」

そのあとBGMに合わせ式場の外形や式、披露宴の様子をモノクロ静止画で右から左へ(左から右でもいいんですけど)5.6枚程度スクロールして、本編に入っていきます。

どうして、こんな事するのか?というと、二人とも最後のメッセージの時は、無事に終わった安堵感で、リラックスした、いい顔になっているはずです。

逆に、最初の入場のシーンでは緊張と不安?でいっぱいの表情のはずです。

最初は緊張して、徐々にリラックスしていきますが、ビデオを見ていると、わかりずらいんです。

だから最初にこの「表情のギャップ」を狙います。

こうする事で、メリハリがつき印象的な映像になりますよ。

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