ビデオのいいところは「動き」だけでしょうか?
音声もありますね。
写真と違うところは、「動き」と「音声」です。これを最大限に活かします。
あるシーンを想像してください。
例えば、観光地に行ってガイドさんが説明しています。
さぁ、あなたならどんな風にビデオを撮りますか?
普通の人は、ガイドさんの言葉に合わせてカメラを振ったり、アップしたりすることでしょう。
傍から見てると、ほとんどの人が同じ動きをしています。
「右手に見えますのは・・・」というと、一斉にカメラを右に向けます。
編集しなければ、それでもOKです。
あとで編集するのであれば、そんなことしなくてもいいです。
では、どのような撮り方をするか?まずは、音声だけを利用するのです。
最初から最後まで、ガイドさんを撮ります。(笑)
「えっ!」って思いました?
で、あとでその説明された場所を長めにゆっくり撮影します。
編集時に、ガイドさんの音声を活かして、あとで撮った映像をかぶせていきます。
説明に合わせて映像も好きなように切り替えられるし、見やすい作品に仕上がります。
これは応用範囲が広いですから、ぜひ覚えておいてください。
もちろん、結婚式でも使えます。
結婚式での応用その1
余興のカラオケで3番まで歌う時、撮ってても飽きますよね。(笑)
見る方も飽きます。
この場合は、1番と2番は歌っている人を撮ります。
で、3番に入ったら歌を聞いている人や新郎、新婦、雰囲気を撮ります。
3番の歌は無視しますので、録画スイッチは入り切りしてもいいです。
編集時、歌が2番に入ったら、歌の3番で撮った映像を挿入します。
別に歌っているときの映像でなくてもいいんですよ。
挿入する映像ラインの音声レベルは、ゼロにするわけですから。
実際は、3番まで歌っていますが、編集で2番で終わりにしてしまいます。
歌の3番は映像だけ利用します。
2番で新郎、新婦の映像を入れたり、歌っている人に戻したりと、メリハリある映像になります。
こうする事によって、見ている人を飽きさせません。
ご使用の編集ソフトにメイン映像ラインとインサート映像ラインがありますか?あったら、インサートラインを利用しましょう。
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