ビデオカメラの構え方

撮影の基本

プロの撮影現場では、手持ち(ハンディ)の時は肩に担ぐスタイルが多いですよね。

これだけカメラが小型化されているのに、「どうして?」と思いませんか。

これは、肩に乗せた方が安定する為なのです。プロはオートで撮影しているわけでないので、左手はピント、ズーム、アイリスと、調節します。

そのために方に載せたほうが操作しやすく、ブレにくいからなんですね。

 

市販のビデオカメラでも、強力な手ぶれ補正が付いているカメラもあります。

しかし、この機能には弊害もありますので、手ぶれ補正にあまり頼らないでブレない映像を撮るように心がけましょう。

 

小さなカメラほど、ブレが発生しやすくなります

家庭用ビデオカメラに限らず、出来るだけ三脚を使って撮影するのが基本です。

撮影は三脚撮りが基本!← これ、重要です。

 

さて、ビデオカメラの構え方ですが、手持ち(ハンディ)で撮影する場合は、脇をしめて構えます。

しかし、あまり力を入れすぎてもプレの原因になりますので「適度にしめる」を心がけてください。

 

三脚を使用しないで撮影する場合は、壁や柱に体を付けて固定し、ブレを防ぐ工夫をしましょう。(使えるものは何でも利用します)

壁や柱の言葉が出てきたので、ついでにお話するとこれらはブレを防ぐだけでなく、構図の傾きにも利用できます。

ハンディで撮影していると、被写体にばかり目が行きがちで、カメラの平行がとれていないときがあります。

カメラが斜めになってるということです。

これを防ぐには、ファインダーや液晶画面のなどを、柱や壁の縦や横の線を基準にすればカメラの傾きがわかります。

自分にあった三脚を見つけよう。

三脚が基本と言いました。

では、どのように三脚を選べばいいのでしょうか?

大事なことは、なるだけガッチリしたモノを選ぶといいです。

最近では、値段も手頃で軽くて持ち運びに便利なものも豊富にありますが、選ぶポイントとしては最大に伸ばしたときに自分の身長くらいの高さがあればベストです。

それと、三脚選びで大切なのは、耐荷重です。

耐荷重とは、その三脚がどのくらいの重さまで耐えられるかの数値です。

あまり重いカメラは載せないからといって、1Kgくらいの三脚を選ぶ方がいますが、たとえカメラが軽かろうが3Kg~5Kgは欲しいところです。

 

三脚は、良いものを買っておけば長く使えます。

後々ビデオカメラを変えても使用できます。

ここはケチらないでワンランク上のものを揃えたいところですね。

 

機材のなかでも三脚はとても重要な位置づけです。

モノによってはビデオカメラよりも高価な三脚を使用します。

機会があったら一度触らせて貰って下さい。

とてもなめらかで使いやすく、自分の腕がワンランク上がったように感じることでしょう。

コメント