キャンドルサービスが終われば、新婦から両親へのメッセージ、花束贈呈と続きます。
三脚を使用してください。
メッセージを読む場所は、大体高砂の前あたりでしょう。両親は、反対側に両家並んでいることと思います。
ポジションは新婦側斜め前1もしくは、新郎新婦と両親の中間地点がいいです。
まず、新郎新婦を入れた画角からメッセージを読み始めたら、新婦の表情が分かるようにバストショットくらいまでズームアップします。
画角を決めたらカメラは固定しておき、あなたは両親の方も注意して見ていて下さい。
新婦のメッセージに、両親が感無量で涙していたら、メッセージの区切りがいい所で新婦から両親に、カメラをゆっくり向けてください。
両親への花束贈呈の撮り方
メッセージを読み終わり、両親のところまで来るまでの間、しばし時間があります。その間、あなたは新婦両親の斜め前にポジションを移します。
新郎新婦が近づいてきます。広角にしておいてもかまいませんし、新郎新婦をウェストショットくらいにズームアップして、動きに合わせて引いてもかまいません。
ここでは、メインは新婦か?新婦の両親か?に意見が分かれるところですが、あえて、新婦の両親に重きをおきましょう。
花束贈呈では自分の両親に渡す場合と、相手の両親に渡す場合(クロス)がありますから注意してくださいね。
会場の担当者か本人にあらかじめ聞いておけば間違いありません。
花束贈呈が終わると、両家を代表して新郎の父親が挨拶します。
ポジションを移してもその場で撮ってもかまいません。移す場合は、なるべく正面から捉えた方が撮りやすいです。
司会者のアナウンスの音源を入れたら、素早く新郎の父に画角を決めます。
まず、新郎の父をバストショットで撮ったら隣りにいる母親にゆっくりカメラを動かします。
ここまで新郎の母親は、4人の両親の中でも、あまり多くは映っていないはずです。なのでここで新郎の母親をじっくり、アップ(バストアップ程度)で撮影します。
両家を代表しての挨拶が終わる頃には、父、母ともに映る画角にします。
父親の挨拶が終わると今度は新郎の挨拶です。
ここも新婦も入れてツーショットの画面がいいと思います。
最初は新郎一人を映しておき、ズームダウンして新婦も入れればいいですね。
新郎の挨拶が終わる頃には、新郎新婦、両家の両親が入る画角にして、終わると同時に客席にパン。
カメラは客席に向けたままで、司会者からの閉宴の音声を入れます。
テーブルに花や小物があれば、そこにゆっくりズームして、ピントをずらして(故意にぼかして)、おしまいです。
このあと、エンドロールを上映する時がありますので、進行表を確認しておきましょう。
コメント