結婚式の披露宴で上映する新郎新婦のプロフィールムービーは、今や定番中の定番です。
プロフィールムービーが人気なのは家族から友人まで多くの人が観て楽しめるからではないでしょうか?
以前は業者さんに頼んで作ってもらうのが常でしたが、今は新郎新婦が自作して上映するのが多くなりました。
そこで今回は、プロフィールムービーの作り方をご説明します。
プロフィールムービーの素材を集めよう
制作に入る前に、使用する素材集めをします。
BGMの素材
新郎、新婦それぞれの写真のバックに流すyお気に入りのミュージックを準備します。
3曲チョイスできればいいですね。(新郎、新婦、二人)
新郎、新婦の写真
新郎写真 8枚~10枚程度
新婦写真 8枚~10枚程度
二人の写真 8枚程度
トータル24~30枚程度がいいです。これ以上多いと観ている方も飽きますので注意して下さい。幼いころのビデオがあれば、写真と一緒に使いましょう。
写真の裏に大きめの付箋紙に上映する順番とコメントを書いておきます。なお、コメントはダラダラと書かないで簡潔にします。
プリントされた写真を使用する場合、後にスキャナーでデジタル化します。スキャナーがない場合は、街の写真屋さんでデジタル化してくれるサービスがありますので利用しましょう。
スキャナーを使用する以外の方法としては、写真をデジカメや、スマホで撮ってそれを使用する手もあります。
子供の頃の写真は両親がアルバムに貼り付けている場合が多くあります。そんな時はわざわざ剥がさないで、アルバムの保護フィルムだけをめくり、写真を真上から撮りましょう。余計な部分は気にせず、あとでトリミングするようにします。
スポンサーリンク
プロフィールムービーの構成を考えよう
まず作る前に構成を考えます。
BGM・出だし→プロフィールタイトル→新郎の生い立ちタイトル→新郎写真とコメント→新婦生い立ちタイトル→新婦写真とコメント→二人のタイトル→写真→エンディング
このような簡単なものでかまいません。それでは順を追って説明します。
プロフィールムービー出だしの作成
物事には順序があります。プロフィールムービーもしかりです。^^
どのようなムービーを上映するか?最初に見ている方々に案内します。
BGMが流れ二人が映っている写真が映し出されたら、タイトルが出るようにします。
例) Toro & Hanako Photo History |
このようなタイトルを出します。
「これから二人のプロフィールムービーを上映しますよ」と紹介します。
新郎のプロフィールタイトル
最初は誰のプロフィールか?を知らせるのが目的です。
例)
Taro photo history |
これで新郎、太郎さんの生い立ち紹介だとわかりますね。
ここから新郎の写真とテロップ(写真についてのコメント)を時系列で流します。
1枚表示する秒数は7秒から10秒くらいを目安にしましょう。見ている人はまず、テロップを読み、それから写真に目がいきます。
写真を表示している時間が短いと、テロップ読見終わったら次の写真に移ってしまいます。なので、テロップは短めのほうが印象に残ります。ここは気をつけて下さい。
新婦生い立ちタイトル
新郎の生い立ちが終わったら、今度は新婦のプロフィールに移ります。
新郎の終わり方は、BGMも写真もフェードアウトしてから新婦の写真と新たなBGMにつなぎます。ここでも「これから新婦の生い立ちですよ」とタイトルテロップを入れます。
例)
Hanako photo hisitory |
あとは新郎の時と同じです。
二人の紹介タイトル
新婦が終われば、二人の紹介です。
始まり方は新郎新婦の時と同じで、タイトルテロップは、
例)
Our photo history |
これでいいでしょう。
最後は写真、BGMともにフェードアウトして終わりにします。
BGMと写真のマッチング
BGMを3曲使用する場合、新郎、新婦、二人の写真の3ブロックともに曲の1番で切り替えるようにするのが手っ取り早い方法です。
ここで尺の問題が出てきます。上手く写真と合えばいいのですが、写真の表示が7秒とかで制作すると、どうしても曲と合わなくなることがあります。
この場合、方法は2つあり、ひとつは要所々々写真をフレーズの長さに合わせて調節する。もう一つは、違和感のないところで曲をカットして調整(切り貼り)する方法です。
やりやすい方法でかまいませんので調整して下さい。
ムービーの終わりは、フェードアウトとともに、「これからも二人のことよろしくお願い致します」のコメントを入れればいいでしょう。
プロフィールムービーを作る際に注意すること!
最後にプロフィールムービーを作る際に注意することを書いておきます。
- 尺が長すぎるのはNGです。
5分から長くて10分で終わるようにしましょう。 - 作るのに夢中になると、凝ったムービーを作ろうとします。プロフィールムービーはあくまで二人の生い立ち、紹介が目的です。誰にでも見やすく、わかりやすい映像を作るように心がけましょう。
- 写真を選ぶ時は、結婚式にお招きしているゲストの方々が写っている写真を選びましょう。
- 画像切り替え(トランジション)は基本ディゾルブを使用しましょう。曲にもよりますが、軽快な曲ならばトランジションを使わないでつなぎます。メローな曲を選曲した場合はディゾルブにします。使用ソフトにより、いろいろなトランジションがあります。トランジションは、ディゾルブの他、多くても2種類くらいにとどめておきましょう。
素敵なプロフィールムービーを上映して宴を盛り上げたいものですね。
コメント