エンドロールの作り方と注意点

エンドロール作り方

披露宴で上映するムービーといえば、新郎新婦の生い立ちを紹介する、いわゆるプロフィールムービーが定番でした。

しかし、今ではそれに加え宴の最後に上映するエンドロールが多くなりました。

エンドロールといっても、あらかじめ作って結婚式当日に上映するものから、、当日撮影、当編集の撮って出しエンドロールまでさまざまなものがあります。

また、機材も従来のビデオカメラから一眼レフカメラにシフトし、シネマチックな映像に仕上げるシネマエンドロールが人気のようです。

そこで、今回は写真を使って作るエンドロールをご説明いたします。

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エンドロールを作るために準備するもの

  • 写真15枚から20枚程度
  • 音源(BGM)
  • 編集ソフト
  • 席次表またはゲスト名がわかるもの

 

エンドロール制作の流れ

  • 名前をロールさせる順番を決めます。
  • 編集ソフトにて写真とBGMを配置します。
  • ロールする文字を設定します
  • DVDを作成します。

このような流れで制作していきます。それでは、ひとつひとつ説明いたします。

ゲスト名の順番を決める。

どのような順番にするのか悩みどころですね。一番簡単な方法は、各卓ごとに順番を決めるといいでしょう。

一般に、一番最初にくるのが、新郎の会社関係、つぎに友達、親族、家族の順。そのあと、新婦の会社関係、友達、親族、家族、最後に新郎新婦の両親がきます。

順番に決まりはないので、ゲストの方々に失礼がない並びでしたら大丈夫です。失礼がないといったのは、親族の中には上下に非常にこだわる方も少なくはありません。

なので、自分たちで順序を決めたら、両親に目を通してもらうといいでしょう。

順番をPCのメモ帳などに打ち込みましょう。

誤字、脱字に注意して打ち込んでいきます。メモ帳でもエクセルでもかまいません。コピペできるようにデータ化しておきます。

最後にチェックしますので、誤字脱字に神経質にならないで、とにかく全員の名前を打ち込みます。

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編集ソフトにて、写真、BGMを配置

編集ソフトは無料のものでかまいません。Windowsであればムービーメーカー、MacであればiMovieでしょうか?

ここでは編集ソフトをある程度操作できるものとしてお話させていただきます。

念のため、ソフトの操作がいまいちわからない方は下記の動画が参考になりますのでご覧になって下さい。

iMovieの使い方講座 新バーション 10.0.4 基本編

 

写真とBGMをタイムラインに配置します。

実際にムービーメーカーで作ってみました。こんな感じになりましたでしょうか?

注意するところは、写真の表示時間、切り替えアニメーション及びロールの字体です。

まず、表示時間は最低でも7秒から10秒くらいは表示させましょう。

 

写真を多く選ぶとどうしても表示時間が短くなります。

あまり早く切り替わるとせわしい映像になりがちなので、写真枚数は欲張らないようにします。

次に、切り替えアニメーションですが、基本はディゾルブです。

 

あと1種類くらいならかまいませんが、多種の切り替え効果はNGです。

プロと素人の違いがでるのが、ここです。慣れていないと面白くていろいろなアニメーションを使ってしまいます。気をつけましょう!

ロールする文字の設定

ロールする文字は、はっきりと見やすい字体を選びます。

明朝体よりゴシック体のほうが見やすく読みやすいですよ。

文字枠も忘れないで設定します。

この文字枠を設定しないと、背景の色の影響を受けて読みにくくなる場合があります。

白文字なら黒枠で、黒文字なら白枠で作ると背景に影響されず、読みやすくなります。

行間は詰めすぎないこと。

 

速攻で作った上記ロールを例にとると、行間隔は1行改行しています。

これくらいで丁度いいです。

 

文字間隔も詰めすぎないようにしましょう。

上記では、文字間隔は半角スペース、名字と名前の間隔は全角スペースを入れています。

ロールの場所は、右でも左でもお好みですが、画面いっぱいいっぱいに、しないことです。

 

上の例では左右黒い部分はモニターに映した時に切れる可能性がある箇所です。

写真の位置がセーフティゾーンとすると、ロールはさらに左に設定しています。

ここは特に注意したいところです。

最後にゲスト名の「誤字」「脱字」「抜け」がないか確認します。

言い忘れましたが、小さいお子さんの場合は、様よりも「くん」「ちゃん」がいいです。

あとはDVDプレーヤーで再生できるようにすれば出来上がりです。

ちなみに、おなじDVDに別の映像(オープニングやプロフィールムービー等)を入れて、メニューを付けたりしないことです。

 

会場の音響さんが、やりやすいようにしておくのがベストです。

 

DVDには、ひとつの映像だけを収めましょう。

 

プロフィールも作るのであれば別のDVDに書き込むということです。これが一番安全な方法です。

何かわからないことあれば、下のコメント欄に書き込んで下さいね。

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