ビデオに限らず、構図によって表現力が大きく変わります。
かと言って、考えすぎても撮影できませんから結婚式の撮影を考えた場合、幾つかのパターンを覚えておけば大丈夫です。
カメラアングルは平行アングルが基本と言いました。
特別に訴えるものがある場合を除いてカメラは水平を保つようにします。
カメラ三脚には垂直、水平を出すために水平器がついているものがあります。
もし、お手持ちの三脚で水平器がない場合は、柱や壁等基準になるものを利用して水平を出しましょう。
結婚式の人物撮影について
結婚式の撮影といえば、人物撮影が主です。
人物撮影には、バストショット、ウエストショット、フルショットなどの種類があります。
バストショット
胸から上のショットをいいます。
表情がはっきりわかるメリットがあります。新婦さんの中にはこれ以上アップしないでと言われる方もいらっしゃいます。お肌にコンプレックスをお持ちの方は気にするようです。なので新婦さんの顔のドアップは少し控えたほうがいいでしょう。
ウエストショット
ウエストより上のショットをいい、手に動きがあるときに使う画角です。ある程度表情もわかり安心してみていられる画角です。
フルショット
全身が入る画角です。新婦さんのドレスなどを見せたいときに使うと効果があります。
どのショットがいいというわけではありませんので、シーンに合わせた画角で撮影すればいいです。ただ、同じような画角が続く飽きますので、3つのショットを入り交えて撮影しましょう。
人物の頭上はどのくらいの空間を空ければよいか?
人物を撮る場合、頭の上の空間によって人物が押しつぶされたりバランスの悪い不安定な画面になってしまうことがあります。大概の素人の方は適当に空けて撮影しています。www
ただ、考えすぎてしまうようなら、画面に収まるバランスを優先した方が見ていて安心感のある画面になります。
目線の先は空ける
人物が左を向いていれば普通目線は左ですね。
左側を空けるようにすれば安心感が得られます。逆に右側を空けると詰まった画面になりがちです。
基本的にはです!
ただし、詰まった構図でも見せたいものがある場合は別ですよ。
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