カメラの動きは、初めと終わりは静かに、途中はなめらかになるようにします。素人の方がビデオを撮ると、自分の目の動きと同じ速度でカメラを動かしてしまいます。
撮るモノにもよりますが、ビデオカメラの動かし方は、遅いと思うくらいがちょうどいい速さです。
早く動かす場合は、カメラが動いている部分は編集でカットしてフィックスとして使う覚悟で撮ります。
カメラの動かし方のコツは、次の3つ覚えておけば大丈夫です。
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撮りはじめと終わりに気を使う
カメラを動かす始まりと、終わりは3秒~5秒位のフィックスで撮りましょう。
フィックスの意味はこちら
例えば、A→Bを撮る場合、Aを3秒から5秒撮ったあとにカメラを動かしてBを撮る。この場合Bも3秒から5秒程度撮ります。その後録画スイッチをOFF。
Aを5秒→動かす(パン)Bを5秒で最低でも10秒+動かす秒数はかかると言うことですよ。
また、ビデオカメラのON、OFF時はタイムラグが発生しますので、OFFにしてすぐさまカメラを動かすと動いている映像も録画されてしまいます。OFFにしてもちょっとの間カメラを動かすのは控える癖をつけましょう。
ビデオカメラは動くものに合わせる
物が動く速度に合わせてカメラも動かすようにします。どのような動きをするかわからない場合は、広角気味で被写体を追うとスムーズに撮れます。
ちなみに、動くものに合わせてカメラを動かすことをフォローといいます。
カメラ三脚の調整
三脚を使ってパンやチルトを行う場合、スムーズに動かない場合があります。三脚のパン、チルトなど、自分に合うよう(自分好み)に調節しましょう。
フィックスで撮影しているときに、固定ネジをあまりきつくしてしまうと、緩めるときにブレが発生してしまいます。
次のカメラ動作も頭に入れて締め具合も調整します。
以上の3つの項目を注意するだけでも安定した映像を撮ることができます。是非試してみて下さい。
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